キッチン家電の簡単掃除方法とは~冷蔵庫編~
こんにちは!ごえんです。
6月に突入し、早いもので、今年ももうすぐ半分が過ぎ去ろうとしています。
今年前半を振り返ってみて、みなさん、どのようにお過ごしでしたでしょうか。
仕事や育児など忙しく過ごされていた方も多いかと思います。
そんな忙しい日常の中でも、毎日の家事は欠かせないものですね。
毎日必要な家事だからこそ、できるだけ簡素化したいものです。
そこで今回は3月から順番にご紹介しているわたしたちの生活を便利にしてくれるキッチン家電の掃除方法について最終回!
みなさんの生活に欠かせないキッチン家電の一つである『冷蔵庫』の掃除方法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
【冷蔵庫の場所別汚れの正体とは】
冷蔵庫の汚れの種類には、いったいどのようなものがあるのでしょうか。
冷蔵庫の場所別に汚れの種類を見てみましょう。
○冷蔵庫内
食材からこぼれた汁や調味料などからこぼれて固まった汚れなどが主な原因です。
このまま汚れを放置してしまうと、嫌な臭いの元やカビの原因となります。
○冷蔵庫の上
ホコリや料理で使用した油などの汚れの蓄積が原因です。
冷蔵庫の上は、たいていの人が見上げる位置にありますので、ついつい見逃してしまう箇所でもありますので、こまめな汚れのチェックが必要です。
○冷蔵庫の下
人通りが多いキッチンはホコリが立ちやすいため、床と冷蔵庫の細い隙間に溜まりやすく、どのくらい汚れているか目で確認することが難しいため、知らず知らずのうちに汚れが溜まっています。
○冷蔵庫の扉
開け閉めをする扉の部分は、手で触れる頻度が高いため、手垢が主な原因です。
一番掃除しやすい部分でもありますが、扉表面にメモやカレンダーなど貼り付けている場合は、見えづらいため見落としてしまうことも多いです。
○パッキン部分
パッキンの汚れは、カビが原因となることが多いです。
カビは一度発生してしまうと落とすことがなかなか難しいため、普段からこまめな掃除を心がけましょう。
【冷蔵庫の掃除手順とは】
冷蔵庫の各箇所の汚れの種類がわかったところで、各箇所に適した掃除方法について見てみましょう。
○冷蔵庫内の掃除
《用意するもの》
・重曹
・中性洗剤
・水
・スプレー容器
・布巾
①トレーやポケット、ケースなど外せるパーツは取り外し、中性洗剤で水洗いする。
☆POINT☆もし汚れが落ちづらい場合は、お湯に浸して汚れを浮かせてから、中性洗剤で洗いましょう!
②洗ったあとは、よく乾燥させる。
③重曹と水(水100mlに対して重曹小さじ1杯程度が目安)を混ぜた重曹水を作り、水プレー容器に入れる。
④冷蔵庫内に均等に③を吹きかけて、10分程度放置する。
⑤汚れが浮き出てきたら、布巾などでしっかりと拭き取る。
○冷蔵庫の上
《用意するもの》
・セスキ炭酸ソーダ※冷蔵庫の上は、油汚れが付着していることが多い為、油汚れに効果的なアルカリ度数が高いセスキ炭酸ソーダがおすすめ!
・水※500ml
・スプレー容器
・雑巾
・歯ブラシなど
①水と小さじ1杯程度のセスキ炭酸ソーダを混ぜてスプレー容器に入れる。
②①を冷蔵庫の上全体に吹きかける。(排熱口が冷蔵庫上にある場合は、雑巾などに①を含ませて広げた状態にし、しばらく放置しましょう!
排熱口に液が垂れないように注意しましょう。
③油が浮き出てきたら、雑巾などで水拭きし、仕上げに乾いた雑巾などで乾拭きする。
☆POINT☆もし頑固な油汚れなどがある場合は、歯ブラシなどで擦って汚れを落とす。
○冷蔵庫の下
冷蔵庫を動かさずに掃除する方法の手順をご紹介します。
《用意するもの》
・薄手のハンディーモップ
①薄手のハンディーモップを冷蔵庫の下に入れて、ホコリを取り除く。
もし薄手のハンディーモップがご自宅に無い場合は、針金ハンガーとストッキングで即席のモップを作ることができます!
《針金のハンディーモップの作り方》
①針金ハンガーの下中央部分を手前に引っ張って、ひし形に曲げる。
②ストッキングの片脚部分を切り取って、①に被せる。
③ストッキングの口を絞ってハンガーに結び付ける。
○冷蔵庫の扉
《用意するもの》
・重曹またはセスキ炭酸ソーダ
・水
・スプレー容器
・布巾※柔らかい素材がおすすめ
①重曹あるいはセスキ炭酸ソーダを水と混ぜて、スプレー容器に入れる。
②①を布巾などに吹きかけて、扉に付着した手垢や油汚れなどを拭く。
☆POINT☆直接、扉に吹きかけると液が垂れるので、必ず布に吹きかける。
③水拭きし、その後乾拭きする。
○パッキン部分
初期段階の黒ずみの汚れを落とす手順をご紹介します。
《用意するもの》
・キッチン用漂白剤
・水
・容器
・綿棒
・キッチンペーパー
①容器にキッチン用漂白剤少量と、水を入れて5倍程度に薄める。
②①に綿棒の先をつけ、パッキンの黒い汚れの部分に塗り、しばらく放置する。
③キッチンペーパーなどで水拭きする。
パッキンの日頃の掃除はぬるま湯を含ませ柔らかい素材の布で拭き、乾拭きすることで、お手入れができます。
また、パッキンの隙間のゴミ汚れは歯ブラシなどでこすることで簡単に汚れを取り除くことができます。
しっかりと水分の拭き取りができていないと、プラスティック部分が割れることがあるので、きちんと乾拭きしましょう。
【冷蔵庫を掃除する際の注意点】
次に、実際に掃除する際に、気をつけるべき注意点をいくつか見てみしょう。
○冷蔵庫を傷める恐れがある洗剤や掃除道具は使用しない
・中性以外の成分の洗剤
・ガラス用洗剤
・塩素系漂白剤
・クレンザーや研磨剤
・クエン酸・お酢
・熱湯
・たわしや研磨スポンジ
・化学雑巾
○蒸発皿周りの機械部には触れない
感電ややけどの恐れがあるため、機器部分には触れないように気をつけましょう。
また、蒸発皿に溜まった水は、自然と蒸発するため、抜く必要はないので、そのままで問題ありません。
【冷蔵庫の適した掃除頻度】
冷蔵庫は食品などを保管するところですので、できる限りこまめな掃除がおすすめです。
ご紹介した冷蔵庫の全体掃除は、3が月に1回程度行うことをおすすめします。
【きれいな冷蔵庫を保つ方法】
では、冷蔵庫を清潔な状態でキープするためには、どうすればいいのでしょうか。
○汚れがあれば、できるだけすぐに拭きとる。
汚れは時間が経つほど、取れづらくなるので、できるだけ早めに除去することがポイントです。
○食品を入れ込みすぎない
冷蔵庫は庫内で冷気を循環させることで、適度な温度を維持しているため、食品を入れ込みすぎると適度な温度に保たれず、食品の傷みなどが進みます。
そうした食品の傷みがイヤな臭いとなり、汚れを引き起こします。
冷蔵庫に入れる食材は、7割程度が目安です。
○肉・魚の保存方法に注意する
肉や魚をタッパーのまま入れていると、空気に触れやすくなり、酸化が進んで傷みが進みます。
また、菌も発生しやすくなるので、肉や魚は必ず保存袋に入れましょう。
【まとめ】
今回は、わたしたちの生活を便利にしてくれるキッチン家電の『冷蔵庫』の掃除方法についてご紹介しました。
重くて動かしづらい冷蔵庫なので、いざ掃除するとなると結構大変ですよね。
でも掃除をせずに放っておくと知らず知らずのうちに汚れが溜まってしまいます。
自宅でできる簡単な掃除方法を参考に、日頃から定期的なお手入れを心がけ、清潔な冷蔵庫を保ちましょう。
☆ごえんはサービスを通してお客様に笑顔をお届けいたします☆